これまでの大会
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2023年BMCN年次大会
2023年10月21日(土曜日)
ー日本時間ー
開会
全体司会 澁川 晶(BMCN理事・国際基督教大学日本語教育課程准教授)
9:00-9:15 開会の挨拶・趣旨説明
中島和子 (BMCN会長、トロント大学名誉教授)
◆午前の部◆
セッション1
司会進行 嶽肩志江(年次大会実行委員長・横浜国立大学他講師)
2021年度年次大会では国際交流基金(JF)、2022年度は外務省の関連団体として海外子女教育振興財団に焦点をあて、本年度は、国際協力機構(JICA)に焦点をあてます。
JICAがこれまで行ってきた言語教育に関わる活動は、主に、海外協力隊による日本語教師の派遣でしたが、近年、日本国内での多文化共生へ向けた活動も始まっています。これまでの海外での実績について概観するとともに、今後のJICAの方針や展望についてお話を伺い、参加者のみなさまも交えて議論する機会を持ちたいと思います。
9:15-12:30「国際協力機構(JICA)―海外および国内も含めたこれまでの取り組みと今後に向けて」
講演1 JICAがこれまで行ってきた海外・国内での言語教育に関わる活動について
吉田 憲 (九州大学国際戦略企画室特任教授、元JICA中 南米部長)
講演2 JICAの国内における新たな事業と展望
礒貝 白日(JICA国内事業部人材受入支援室 副室長)
講演1・2に関するディスカッション
進行 小貫大輔(東海大学国際学部教授)
現場の声を聞く 海外でのJICA貢献-南米を中心に
進行 髙橋悦子(年次大会実行副委員長・日本ペルー共生協会副会長)
横溝みえ(ブラジル、マイリポラン同志会日本語学校 ほか)
弥政まなみ(パラグアイ、アスンシオン日本語学校)
本多由美(ボリビア、サンファン学園)
山本カリーナ(アルゼンチン、在亜日本語教育連合会日本語教育センター)
淀 暢好(ペルー、ラ ウニオン学校)
パネル JICAに期待すること
小島祥美 (東京外国語大学多言語多文化共生センター長/准教授)
小貫大輔 (東海大学国際学部教授)
中島和子(トロント大学名誉教授)
質疑応答 フロアも交えたディスカッション
◆午後の部◆
セッション2 実践・研究報告(個人・グループ発表―公募)
進行 奥村安寿子(年次大会実行委員・広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)
13:30-15:45
「海外・国内における多言語環境で育つ子どもの教育(多言語・多文化政策、母語/継承語/家庭言語教育, 第二言語としての日本語教育、多文化共生、異文化適応、アイデンティティ、学習障害等を含む)」に関わる実践や研究
報告113:30-14:00
報告者:菅野沙也香(筑波大学大学院)
発表タイトル:複言語環境に生きる親のどのような経験が子の言語環境に影響を与えるか
―親Bのライフストーリー研究の結果から―
抄録 こちらから
報告2 14:05-14:35
報告者:ストレスレ梓(熊本大学大学院 研究生)
発表タイトル:ヨーロッパにおける子どもに対する漢字教授の予備的調査
抄録 こちらから
報告3 14:40-15:10
報告者:生田佳澄(本務校:静岡県沼津市立開北小学校/兼務校:第一小学校、沢田小学校)
発表タイトル:JICA派遣体験を20年後多言語環境で育つ子供の教育にどう生かす?
抄録 こちらから
報告4 15:15-15:45
報告者:小川郁子(東京都立一橋高校 講師)
発表タイトル:高校「歴史総合」でNHKの映像コンテンツを得意言語で見る/読む
抄録 こちらから
閉会
15:50 閉会の挨拶
嶽肩志江(年次大会実行委員長)
2022BMCN年次大会
2022年10月22日(土曜日)& 23日(日曜日)
ー日本時間ー
開会
9:00-9:10 開会の挨拶・趣旨説明
中島和子 (BMCN会長、トロント大学名誉教授)
◆セッション1 BMCN/国際交流基金共催
司会 桶谷仁美(年次大会実行委員長、イースタンミシガン大学教授)
9:10-9:15 共催団体挨拶
村田春文(国際交流基金日本語第一事業部部長)
9:15-10:40 基調講演
「バイリンガル教育理論とトランスランゲージング教育学―
言語政策と教育実践への示唆」
Bilingual Education Theories and Translanguaging Pedagogy:
Implications for Language Policies and Instruction
講演者:ジム・カミンズ 博士 (トロント大学名誉教授)
10:40-11:00 質疑応答
逐次通訳:佐野愛子(立命館大学教授)
奥村安寿子(東京大学大学院総合文化研究科特任研究員)
※セッション1は、当セッション共催の国際交流基金のサイトでも取り上げられています。
◆セッション2 パネルディスカッション
司会 カルダー淑子 (母語・継承語・バイリンガル教育学会海外継承日本語部会前代表)
11:30-13:00 BMCN特別課題
「『在外教育施設における教育に関する振興法』(2022)と今後の施策」
「日本語教育推進法」(2019)に加えて、本年6月に「在外教育施設における
教育の振興に関する法律」(2022)が国会で承認された。政策立案関係者を
交えて、多言語環境で育つ 子どもの教育の振興に関する施策について考える。
11:30-11:35 ご挨拶 中川正春 (衆議院議員)
11:35-11:55 問題提起 「”グローバル人材/グローバル教師”とは?
ー海外子女教育振興財団(JOES)が描く未来像」
綿引宏行 (海外子女教育振興財団理事長)
11:55-12:05 パネル1 「バイリンガル・マルチリンガル教育の立場 から」
中島和子 (BMCN会長)
12:05-12:15 パネル2 「海外継承日本語教育の立場から」
フックス清水美千代 (欧州日本語教師会継承語ネットワーク代表)
櫻井恵子 (韓国継承日本語教育研究会代表)
12:15-12:25 パネル3 国内のブラジル学校他ー「外国学校」の立場から
小貫大輔 (東海大学教授)
12:25-13:00 フロアとの話し合い
◆セッション3 実践・研究報告(公募発表)
13:30-17:00 「海外・国内における多言語環境で育つ子どもの教育 (母語/継承語教育、
日本語教育など言語のみならず文化や教科学習や、政策などを含む)」に関わる
実践や研究
13:30-15:10
パネル1 「日米の『日本語と英語イマージョンプログラム』の現状と今後の課題:
オンラ イン交流を通して」 髙倉(林)あさ子(カリフォルニア大学
ロサンゼルス校 )・ 原田哲男(早稲田大学)・本郷雅英(ワールド・
ファミリーバイリンガルサイエンス研究所)
パネル2「オーストラリアの日本と繋がる子どもたちのことばを育む環境とリソース―
全豪インタビューー調査の結果から―」 折山香弥(メルボルン大学)・
トムソン木下千尋 (ニューサウスウェールズ大学)・倉田尚美 (モナシュ大学)・
尾辻恵美 (シドニー工科大学)・大野唱子 (シニー工科大学)
パネル3 「手遊び歌プロジェクト―多言語環境での子育てを支える試み」
BMCN啓発グループ
パネル4 「神奈川県の外国につながる生徒への高等学校における取り組み」
黒田協子(神奈川県県立高校講師)
佐屋麻利子(神奈川県県立高校教諭)
永井愛子(神奈川県県立高校講師)
15:20-15:50
個人発表1 「多言語環境で育つ子どもの言語習得支援について ー
内モンゴル自治区におけるバイリンガル保育園開設の事例ー」
包高娃(東北大学 大学院教育学研究科)
15:20-17:00
パネル5 「BM子ども相談室をのぞいてみようー子ども相談室の概要と模擬相談員会議」
BMCN相談室 相談員
15:20-15:50
個人発表2 「言語的文化的に多様な背景を持つ(CLD)高校生の支援ニーズの把握―
日本語と教科学習を視野に入れた日本語アチーブメントテストの
結果からー」 三好大
※2022年度BMCN年次大会 セッション3の発表動画と資料(一部任意で)限定公開
2023年1月16日〜3月31日までの間、BMCN個人会員のみなさまを対象に発表動画と一部の資料を限 定公開しております。 この機会にぜひ個人会員の登録をなさいませんか。 会員登録はこちら
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◆セッション4 継承日本語教育実践ワークショップ(会員限定)
司会 嶽肩志江 (年次大会実行副委員長、横浜国立大学他講師)
9:00-11:00 「プロジェクト型言語学習のアプローチ:原理と実践」
講師:ダグラス昌子(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校名誉教授)
閉会
11:00-11:05 閉会の挨拶 桶谷仁美(年次大会実行委員長、イースタンミシガン大学教授)
2021BMCN年次大会
2021年9月11日(土曜日)& 12日(日曜日)
ー日本時間ー
◆セッション1
BMCN・JF共催
9:35-9:40 開会あいさつ
9:40-10:00 趣旨説明 中島和子(BMCN会長)
10:00-12:00 【パート1】 講演
「現地語と継承語:複数言語環境で育つ子どもへの指導ストラテジー」
講師:ジム・カミンズ (トロント大学名誉教授)
司会進行:真嶋潤子(大阪大学名誉教授)
進行補佐:櫻井千穂(大阪大学)
討論者 :佐藤郡衛(国際交流基金 日本語国際センター所長)
逐次通訳:佐野愛子(立命館大学)
奥村安寿子(一橋大学)
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14:00-16:00 【パート2】パネルディスカション
「北欧における継承語教育への公的支援と多様性への対応」
1.北欧における継承語教育の概要(10分程度)
熊谷容子 (スウェーデン、ダーラナ大学)
早川雅子 (スウェーデン、ダーラナ大学)
匝瑳佐知子(フィンランド、ヘルシンキ大学)
2.実践報告(各発表15~20分程度)
テーマ1:北欧の公教育における継承語支援
発表1
「学校教育の中で行われる母語教育とその実施内容」
大木ひさよ(スウェーデン、ストックホルム教育管理局)
発表2
「母語学校における日本語クラス―他言語学習者との関わりによる動機付け―」
鈴木理子(デンマーク、コペンハーゲン市立母語学校)
テーマ2:日本語で広がる子どもの世界
発表3
「日本語で身近な環境を家族で知って楽しもう―『森で遊ぼう』の取り組み―」
阿久根佐和子(スウェーデン、森で遊ぼう主宰)
発表4
「複言語・複文化主義を目指して―日本語教室での実践報告―」
安田久美子(ノルウェー、オスロマルチリンガル日本語教室主宰)
◆セッション2
BMCN会員限定
9:30-12:30 継承日本語教育実践ワークショップ
「国語教育でもない、外国語としての日本語教育でも ない<継承日本語教育>とは?―海外で継承語を育てる 親や教師のために―」
講師:ダグラス昌子(カリフォルニア州立大学 ロングビーチ校名誉教授)
◆個人会員交流会
BMCN 会員限定
19:15-19:45
個人会員の皆様との顔合わせと、相談室や既存の分科会の説明および新たな分科会のアイディアについて意見交換を行いました。
◆セッション3
BMCN・JF共催
「国際交流基金との連携 ―海外で育つ子どもの継承日本語教師・親の立場から」
全体司会:カルダー淑子(BMCNアドバイザー)
20:00-20:15 「趣旨説明と実態調査について」
村田春文 (国際交流基金日本語第1事業部長)
20:15-20:25 「『日本語教育推進法』に関する国際フォーラム:
グローバル人材を育む国内外の継承語教育推進のために」の成果について
桶谷仁美 (オンライン国際フォーラム 実行委員長)
20:25-21:50 国際交流基金への要望に関するディスカッション
「海外在住の子どものための継承日本語教育―JFへの緊急を要する要望、中期的・長期的要望」
A. 20:25-21:15 「緊急を要する要望と現場の声」
i. 教師団体の立ち上げ・ネットワーク・実態調査
トムソン木下千尋
(豪州 ニューサウスウェールズ大学教授)
ii. 保護者から教師になった人材のための教師研修
岸水ひろみ
(米国 オレンジコースト学園教務主任)
iii. 家庭と自助グループが支える継承語の育成
大皿恭子
(韓国 ブンダン日本語補習授業校 運営代表)
iv. 継承語教育のためのポータルサイトに含めたいことは?
フックス-清水美千代
(ヨーロッパ日本語教師会SIG「ヨーロッパ継承日本語ネットワーク」代表、
バーゼル日本語学校名誉教諭、スイス継承語ネットワーク代表)
v.(ゲスト)学習意欲を高めるイベントの開催
エリーザ・マイア
(在名古屋ブラジル総領事館・教育文化担当副領事)
ルジア・ミヤ・タナカ
(プロジェクト・コンスゥ ルイール・アルテル「継承ポルトガル語教室・ 子ども食堂」代表,
スザーナ・ヴェントゥーラ記念ブラジル子ども図書館代表)
B. 21:15-21:50 「中期的・長期的に取り組むべき課題についての意見交換」
司会:カルダー淑子(BMCNアドバイザー)
21:50-22:00 議論のまとめ
村田春文(国際交流基金日本語第1事業部長)
中島和子(BMCN会長)
※セッション3は、当セッション共催の国際交流基金のサイトでも取り上げられています。
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